プライマリケアを一口で言うと、些細なことでも患者様が異常を感じたとき、すぐに相談でき、軽症の状態より診てもらうことができる医師あるいは医療のことを言います。この場合の医療とは、高度な医療技術を用いた診療を要求されないものの、患者様の人柄や性格をしっかり理解したうえで、直接的な治療を行えないとしても相談に乗れ、必要な場合は速やかに専門の医療機関を紹介できるといったことを行うのがプライマリケアです。
以下のような症状やケガ、悩みなどがある場合にためらうことなく、お医者さんを受診することができる――。これがプライマリケアを提供する医療機関と言えるでしょう。このような身近な存在で続けることにも当院は注力しています。
- 風邪の症状が気になる
- 生活習慣病(糖尿病、高血圧 等)に罹患し、薬を飲み続ける必要がある
- 夜中に子どもが突発的に発熱した
- ぎっくり腰になってしまった
- じんましんの症状がみられる
- 禁煙を成功させたい
- 予防接種(インフルエンザワクチン)を受けたい
- 原因不明の体調不良に悩んでいる(不定愁訴)
- 不眠状態が続いている
- 身体が疲れやすく、何事もしんどく感じてやる気が出ない
- 包丁で手を深く切ってしまった
- 耐え難い痛みが続き、病院を受診した方がよいか悩んでいる
- 家族の認知症が進み、介護の手間が増えた。主治医に意見書を書いてもらいたい
- 終末期のがん患者様で、できるだけ自宅で過ごせるようにしたい 等